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札幌駅JRタワー展望室

札幌JRタワー北海道札幌駅にあるJRタワー展望室タワー・スリー・エイト(T38)は、私の好きな場所の一つです。地上173m(展望室は160m)から360度の視界が広がります。札幌の街並はもちろんのこと、夕張岳や芦別岳、空気が澄んだ天気のよい日には、遥か富良野方面の十勝岳の姿も見ることができるそうです。

広いフロアーは、全面がガラス張りで、コーヒーを飲みながら椅子に座って展望を楽しむことができます。混雑していないので、私は時間の許す限り、ゆっくりと眼下に広がる札幌の街を眺めながら過ごします。ひとりでもいいですし、気の合う友だちと来ても展望を楽しみながら話ができます。札幌の中心地にありながら、不思議とゆったりした時間が流れる場所なのです。私のおすすめの場所の一つです。札幌に行かれる機会がある方は、是非寄ってみることをおすすめします。

北海道釧路湿原 vol.2

釧路湿原羽田空港から飛行機に乗り、釧路空港に近づいてくると、窓から広大な釧路湿原を確認することができます。この広大な釧路湿原には、たくさんの展望台があります。どこの展望台も、素晴らしい釧路湿原を臨むことができますが、その中でも特に景観がすばらしいのは、細岡展望台、コッタロ湿原展望台、サテライト展望台ではないでしょうか。細岡展望台は、湿原の中を蛇行する釧路川の流れを見ることができ特にお勧めです。また、天気に恵まれれば、湿原の彼方に沈む夕日がすばらしい所でもあります。

この広大な釧路湿原を実感するには、お天気が大きく左右します。天気に恵まれ、遠くまで見渡せる日は、最高です。けれども、霧がかかっている時は、それはそれで幻想的な雰囲気があり、また魅力的です。

釧路湿原は、春夏秋冬それぞれに、さまざまな表情を見せてくれます。どの季節の釧路湿原も違う魅力に溢れています。また、温根内ビジターセンターからは、湿原の中の木道を歩くことができます。広大な湿原に包まれている感じがして、ここはかなりお勧めのコースです。

夏は釧路駅からトロッコ列車、冬はSLが走っていて、車窓からも湿原を堪能できますし、唐路駅にはレンタサイクルもあります。短時間で効率的に釧路湿原を楽しみたい方は、レンタカーを借りて回るのがいいでしょう!釧路川をカヌーで下ったりすることもできますし、まだまだ私の知らない釧路湿原の魅力があると思います。

山には登れないけれど自然が大好きという方で、釧路湿原をまだ見たことのない方は、北海道に行く機会があったら是非、足を運んでみて下さい。来てよかったと必ず実感できる場所になると思います。

北海道釧路湿原 vol.1

釧路湿原私にとって特別な場所のひとつに、北海道釧路湿原があります。妻の和子が癌を再発してから、元気になって釧路湿原を見に行こうと約束をしていましたが、残念ながらその約束は果たせませんでした。それ以来、私にとって、釧路湿原は特別な場所になりました。

和子が亡くなってから、わたしは、ひとりで五度、釧路湿原を訪れました。初めて釧路湿原を見た時、スケールの大きさに圧倒され、日本にもこんな景観の素晴らしい場所があるんだという感銘と、和子にも見せてあげたかった(でもきっと、いっしょに観ていたと思います)という思いが入り混ざって自然に涙が溢れていました。

広大な湿原の中を蛇行する釧路川の流れ、この中で約2,000種類の動植物が生命を育んでいます。なかでも湿原の守り神と言われるタンチョウは、とても美しいです。また釧路湿原は四季折々、さまざまな表情を見せてくれます。春夏秋冬それぞれに釧路湿原の魅力があります。

釧路湿原は、東西最大幅25km、南北36km、面積は約20,000ha、国立公園に指定されていて、国立公園の面積は約28,000haです。でも釧路湿原を見たことのない人は、どのくらいの広さなのかピンとこないでしょう。東京山手線の約3倍の広さと言えば、この湿原がいかに広大でスケールが大きいか、おわかり頂けるのではないでしょうか。

釧路湿原は、ラムサール条約(国際的に重要な湿地を保全する為の最高権威の条約)の国内第一号の登録湿地でもあります。釧路湿原はまるでアフリカのサバンナを見ているような印象を受けます。それでは次回も釧路湿原の魅力についてお話ししたいです。

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