- 2008-11-14 (金) 21:21
- 院長日記
はじめまして、「真和・ローリング健康センター」院長の佐藤真です。
はじめに、私の自己紹介をしたいと思います。私は、昭和31年2月6日、横浜に生まれ、現在52歳です。4歳の時に父を亡くし、母とも別れた為、二人の祖母と共に叔父と叔母の家で育ちました。私は自然が大好きで、特に登山が好きなので、妻と二人で北アルプス、南アルプス、八ヶ岳など、いろいろな山に登りました。そして、北海道の釧路湿原も大好きで、毎年2、3回は必ず行きます。
今まで生きてきた中で、私の価値観が大きく変わった一冊の本があります。それは、飯田史彦著「生きがいの創造」です。この本によって私の価値観は大きく変わりました。この本と出会うことがなければ、今こうして生きていないかもしれません。そのくらい、私にとっては、大切な意味のある一冊でした。私は、飯田史彦さん(現在 福島大学教授)の生きがい論にとても共感しています。興味のある方は、一度読んでみて下さい。
私が、ローリング療法を始めたのは、妻の癌(大腸癌)がきっかけでした。その癌の大きさは、私のこぶし程ありました。告知された時、頭の中がまっ白になり、代われるものなら代わってあげたいと何度思ったかしれません。
妻は人工肛門になりましたが、幸い転移がなかったので、その後元気になり、仕事にも復帰し、また二人で山に登れるようになりました。その時、「健康じゃないと何もできないな」という事を思い知らされました。
妻を健康にしたいと思ったことと、私自身も胃腸が弱かったことがきっかけで、ローリング療法を始めました。仕事としてやり始めてからは、8年目になります。残念ながら妻は、大腸癌が9年目で再発し、平成18年12月に亡くなりました。今は、妻が見守っていてくれているその思いを感じながらローリング療法を続けています。
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